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エステティシャンならではの職業病がいくつかあります。代表的な職業病と対策などについてまとめました。
エステティシャンはお客さまに直接触れることもあり、手は常に清潔な状態にしておかなければなりません。一日の中で何度も手洗いをしたり、殺菌をしたりするため、肌が弱い方は肌荒れにつながってしまうことがあります。
特に、洗浄成分が強いせっけんなどを使っている場合、手の表面を保護している油分である皮脂が流れ落ちてしまい、肌荒れしやすくなります。
エステティシャンは長時間立ちっぱなしで施術をすることが多く、むくみやすいです。特に夕方頃になるとむくみを感じてしまう方が多く、きちんとケアしないと翌日に持ち越してしまうこともあります。
腰痛もエステティシャンにとって代表的な職業病です。長時間立ちっ放しでいるだけでも腰に響きますが、施術をする際には中腰になったり、腰を曲げた姿勢で維持したりしなければならないこともあります。そのため、腰に疲れがたまりやすくなります。
腱鞘炎(けんしょうえん)は、手や指を使う仕事に多く見られる職業病です。腱が滑らかに動くように支えている組織である腱鞘と腱が擦れ合ってしまい、炎症を起こします。
特に、エステティシャンになって日が浅い方に多いトラブルです。身体に負担のかからない力の込め方や、体の動かし方が身についていないとリスクが高くなります。
エステティシャンに多い職業病を改善したり、予防したりするためには、いくつか方法があります。以下のような方法を試してみてください。
手荒れは肌の油分が失われるとひどくなるので、肌を保護するクリームを塗りましょう。また、タオルなどを洗う際は直接では洗剤に触れないように手袋をすると効果的です。
手荒れが悪化してしまったような場合は、セルフケアで対応できないこともあります。早めに皮膚科で相談しましょう。
休憩時間などにマッサージでセルフケアしましょう。一日の終わりにも再度マッサージすることをおすすめします。
また、着圧ソックスを履いたり、むくみを悪化させる塩分を排出する効果を持つカリウムを取り入れたりするのもおすすめです。
施術姿勢に問題がないか確認しましょう。また、腰を曲げた姿勢は腰痛に繋がりやすいので、ベッドの高さなどを調整することも重要です。
腱鞘炎の兆候がある場合は、アイシングで炎症を抑えます。冷やし過ぎると良くないので、注意しましょう。
また、施術姿勢が良くないために腕や指に負担がかかっている可能性もあります。普段の姿勢を見直すことも大切です。
エステティシャンとして仕事をしていると、腕が太くなってしまうことがあります。ケアとしては、マッサージがおすすめです。施術で力を入れた腕が凝り固まってしまうことが大きな原因なので、マッサージでもみほぐしましょう。
腕が太くなるのは、手首や指、腕の力に頼って施術を行っている場合に起こりやすいトラブルです。体重をかけて施術を行い、腕に力がかからないようにしましょう。
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